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日本舞踊の楽しさって何だろう?(その5)衣装に対する「素」ということ
日本舞踊は別名 歌舞伎舞踊とも呼ばれるように、おもには歌舞伎の題材が主流です。 が、明治期から舞踊家による新舞踊運動が活発化し 日本舞踊独自の作品も生み出そう、という気運が高まりました。 その結果、素踊りと呼ばれる作品が登場します。 素、とうのは 衣装付きに対する素、ということなんですが、シンプル=ベスト、 役を限定しない、つまり一人が何役も踊り分ける、という技術が注目されてきます。 これぞ、舞踊家の腕の見せ所!! しかし、マニアックな感じでもあるので、一般のお客様には、特に現代のあまり馴染みのない方々には、判りにくい?かもしれませんが。 かなり 上級者向けの作品?ということになるかも・・・。
この何役も踊り分ける時の見方として、クルッと回ると役が変わる、という手法があります。 これだけでも わかって見て行くと わかりやすいかもしれませんね。 男の舞踊家が「素踊り」の時は紋付に袴で自分の髪ですから すぐわかりますが、女性の場合は右の写真のように 化粧もかつらも付けているんで 正確にいうと 「すっぴん」ではありません。でも 前割れというかつらに、後見帯という結び方、これが女性の場合の「素」ということになります。
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