ルーツ探し

2018.04.20

先日、熱海へ行ってきました。本当の目的は熱海よりちょっと先の網代。
急に父が自分のルーツを探す旅に行きたいと言い出したのです。
父の母の実家が昔、釣り道具屋をしていたのを覚えているらしいのですが、とっくに無くなっているんだろうな・・・と、いいながら行き当たりばったりの旅でした。
結果から言うと、ラッキーなことに何とか探しだし、持って行った遺影に網代の町の様子を見せてあげることが出来ました。
案の定、釣り道具屋ではなく「しもた屋」でしたが、表札を確認!  偶然入ったひもの屋のおばあちゃんが、その店を覚えていたんです。
父の気もすんで、一安心。成せばなる??

急に父がなんでこんなことを思い立ったのか・・・と思いつつも、私も一人っ子。もしこれで父がいなくなってしまえば、私のルーツっていなくなってしまうんだな‥‥と、もの凄くダークな気分に。( ;∀;)

旅は生憎の小雨でしたが・・・(リキ入ってないと晴れ女の効き目もないみたい・・・)
MOA美術館に行きました。運よく北斎の「富嶽三十六景」と広重の「東海道五十三次」を同時に見れる企画展の最中!
これはラッキーな巡りあわせ!!!
イヤホンガイドも借りてじっくりと堪能!!ヽ(^。^)ノ
    (この頃の美術館は保存の為とかいって照度が暗めなの・・・・何とかなんないかな)

旅先でこう言う出会いって、旅の充実感を何倍にもしてくれますね!

美術館で二人の版画の本を買い込んだ。それにしても、これが版画という事が、すご~オイ!
じ~っと見ていると、絵の中の人物たちのおしゃべりが聞こえてきそうで面白い。

寒さ、海のしぶきの冷たさ、風の匂い迄が伝わってくる。
絵の中なのに、一緒に旅をしているような気分になるから、不思議だ。

踊りも同じなんじゃないかな・・・。観ている人を、その世界に引き込む事が出来る力を持っている。

きっと、書き手(踊り手)次第なんだろうけれど・・・。目指そう・・・。