秋ですね、ご無沙汰しています・・・。
2013.11.09
またまたご無沙汰しておりまして・・・・。
季節は、すっかり秋ですね。
お陰さまで今月3日の山梨国民文化祭も無事!!終わりまして、5月から毎月の甲府通いも終了~~。
この夏、秋はすっかりフルーツ王国・山梨の恩恵に浴しましたが、それも終了・・・なんか寂しい・・なんて(笑)
今回の出し物は長唄「桜絵巻」。秋に桜??とは思ったんですが、他の県の出し物が素踊り群舞が多いとの事だったんで、
華やかなもの、という事でこれに決定。 結果は、やはりこの作品でバッチリ!!でした、ヽ(^o^)丿
自分の踊る舞台と違って、頼まれて振付をするというのは、やっぱり責任大・・・。(^_^;)
衣装、装置、キッカケなど・・・ましてや地方なので、その場での変更が効かないという、スリリングさ・・・・。
今回は一人が男、三人が女で、元禄の花見という設定にしましたが、この作品は古典と違って新演出が効く作品なので
返って色々考えなくてはいけなくって・・・。(・_・;)
開催地の地元の先生方の作品であるだけに、是非とも好い舞台にしなくっちゃ!!っていうプレッシャーも。(T_T)
装置は華やかにと、遠山の桜を一面に。上手にまん幕。下手に桜のボカと桜の立ち木二本。
でも、なんか下手がピンクでボワーっと締らないなぁ~~、と舞台稽古中、他の県の出し物を観ている間もそればっかり考えて
どうしたもんかな~~(;一_一)????
何かさし色になるもの・・・・そうか!! 打ち掛けでも 背景の中に覗かせようか!!
急きょ 衣装やさんのうち掛けを借りて 桜の立ち木にくくりつけてもらいまして・・・。
うん!!結構いけた!! ( ^)o(^ )
さて、衣装は・・・三人の女の着物の組み合わせって、結構、大変ですね。
それを思うと 古典の衣裳の配色って実によく考えられてるんだなぁ~と、関心してしまう・・・。
相互に引き立つ色合い・・・。踊り手の好みも考えてはみるけれど、最終的には配色という部分に徹底して決めさせて
もらっちゃいました。似合う似合わないも関係なく・・・。(^^ゞ
でも、日本舞踊の魅力って、年齢に関係なく「 若やげる 華やげる・・・ 衣装一つで!!」ってことも、ありますね?!
当日は、お客様のピークの時間で、暗転開きで、チョンと柝がなってパッと照明がつく、いわゆる藤娘の”チョン パっ”の
幕開きにしました。
「オウ~~」と客席からジワが 湧いたんで、しめた!!!ヽ(^o^)丿
これだ、第一のハードルはクリア!!だと思いました。本番は散り花も降り、踊り手の皆さんも 気持ちよく 楽しげに
踊っていたようです。
舞台稽古では 内心”どうなることか・・・”と心配になる部分もありましたが、やはり 皆さん本番には強かった!!(^^ゞ
スタッフも頑張ってくれましたし、立ち方も!!
皆さんのお陰です、装置、音楽、衣装、かつら、小道具、演者の表情などなど、全てが 上手くまとまった感じでした。
とっても好い気分で 甲府の仕事を終えることが出来ました ヽ(^o^)丿。
富士山 万歳!! 山梨 万ざ~~い!!