夢にまでみし、いつくしま・・・・

2019.02.20

2月16、17日と、協会公演もおかげ様で無事千秋楽を迎えました。

「いつくしま」も何とか無事に。日帰り厳島神社取材に行った甲斐があったと思っております。

只、前日の舞台稽古で判明した邦楽連中のボリューム感。あの大劇場が狭いこと。

圧倒的に上手の方が重い!!   所々で舞台の私が取るべき中心の位置を変えざるを得なくて・・・・

なんか頭がパニック起こしそう・・・・。なので申し訳なかったけれど今回担当指導の先生に直訴!!

最初から少し中心を下手に移して頂けませんか・・・・?って。

「嫌だけどしょうがないなぁ・・・」とお許しを頂いたものの、本番の直前で場当たりのやり直しをして、

又NHKも撮影だったので、カット割りの変更など、ちょっとしたハプニングと相成りました。

放送はまだ決まってませんが、上手く撮れているんでしょうか・・・・ちょっと心配です。

踊りの方は、10人の若手実力派が揃いましたから、バッチリです。

今回の作品は先日亡くなった花柳寿南海先生の振付で、ほんとに構成がすっばらしいものです。

情景から人物へ、そしてまた情景へ、と10人の踊り手が千変万化していくのです。

どうしたらこんな風に振付出来るのだろうか・・・・と、先生の才能の凄さを改めて実感しました。

今年は6月に私も13人の女性舞踊家の振付をするんです。

私には普通の事しか出来ませんが、少しでも先生に近づけたらなぁ・・・と。