映画「国宝」に思う事
2025.07.01
既に多くの方々が観て感激感嘆の声が上がっている映画「国宝」ですが、皆さんも、もうご覧になりましたか?
私はまだ拝見してません、実は・・・。公開当初はよくある”なんちゃって歌舞伎”だと嫌だなぁ、と思ったので様子を見ようと思いましたが、現在では評判もいいので、観てみるかな?という気持ちに傾いております。
ご自身が国宝の女流義太夫の津賀寿さんのFBではもう何回もご覧になっている様で、深~い考察をアップしていましたね。その一方そんなにいい?といった反対の意見もあるようですが、何事にも両面があるのは普通のことですものね。
いずれにせよ、今年はこの「国宝」やNHK大河ドラマの「べらぼう」の様に、江戸文化に注目が集まっていることが、一番嬉しいことです。
歌舞伎と日本舞踊は親戚関係ですので、日本中の人たちに特に若者に日本の伝統文化を知らしめてもらえたことは、かなり大きい影響だろ思います。
実際、体験や見学の申し込みが増えているので、その影響を実感しています。
でも我々本業のものにとっては、これからが勝負どころではないか、と思います。
だって映画の様には現実は華やかでもドラマチックでもありませんから。そのギャップに落胆させてしまっては元も子もない・・・・。それが怖いです。
国立劇場の閉場など、今マイナスに落ち込んでいる士気を、これを機に何とか盛り立てたい!!
せめて自身の周囲からでも、頑張らねば!!ですね。