ああ〜〜〜自由に!!

2010.10.14

秋です。芸術の秋です。

このところ 国立劇場へも足しげく通っておりますよ。ハイ!

なんたって ただ今 芸術祭の季節ですから・・・意欲作が一杯です。

今日も昌太朗先生のリサイタルに行って来ました。

何十年か前に取り組んだ「山椒大夫」を再演されて これも意欲作でした。

こう云ってはなんですが、若い頃の先生はぎらぎらした男の色気があって・・・・・・あのアラン・ドロンみたいな。

といって年齢がばれる・・・・・;。

「ファウスト」を創作劇場でやった時なんて かっこよくて女性陣みんな稽古場は大変だったんですよ。

 

話がそれてしまった・・・・・すいません。

今日の構成や振りの創り方を拝見して 随分と勉強になりました。

物語だけどセリフがない、だけど重要な事はきちんと 踊って伝える。

決して しぐさや仕方話ではなく しぐさと踊りの融合のさせ方が やっぱりうまい!!

私はどうしても場面を区切りたくなってしまうけど・・・・リンクさせ方っていうのか・・・。

ちょっと寝ながら また考えましょう。

 

 

昨日深夜にテレビをつけたら、「…・・・ハジケた人々・・」とかいった番組の途中だった。

興味をひかれて 見ていたら「歴史ヒストリア」とかいうNHKの番組で、

あの!勝海舟の父は なんとも変人で 自分の自堕落ぶりを書き記し

        「・・・だから こうはならぬ様に気をつけよ」

 という教訓を残したとか。

 

又、徳川家斉という将軍はオットセイ将軍というあだ名がつく位、享楽的だったらしく。

オットセイって オス一頭ですごいハーレムを作るかららしい・・・。

でも、在位期間一位の50年間の享楽ぶりのお陰で 歌舞伎や寄席など 市井の生活もが享楽的に発展をとげたんだって。

葛飾北斎や写楽がでたのもこの文化文政の時代!

     やっぱり おおらかに、享楽出来る位 余裕がないと文化、芸能は伸びないんだねぇ〜〜。

 

その番組の最後に開国してからの外国の在日大使らが 書き記した日本人評が 紹介されていました。

・・・・・・「街々で子供たちが素敵に笑顔で遊んでいる・・・・・・・・日本人はなんでも笑いに変えてしまう・・・・憂欝という感覚がないほどに とても朗らかである・・・・この純粋な民族を外から 汚してはいけない・・・・」などなど

     すごいことが書かれているんですよ!!!

 

そして結びに「 我々の先祖は「とっても愉快な人々だったのです 」っていうんです。

 

これって すっごい衝撃でした。

すっごい 嬉しくなって 勇気たくさんもらった!!って云う感じになりまして・・・。

誰か、あの番組見てないですか?

このところの日本って 国会とか見てると 一つの失敗あげつらって とことん責任責任ってやってますでしょ。

なんか 息が詰まる。

 

もっと自由闊達っていう言葉が 生きている世の中がいいと思いませんか!!???

 ビバ江戸っ子!!