あとに残る仕事

2009.05.08

今日久し振りに 私の強力な協力者である友人と食事しました。

彼女のお陰で、一昨年からいろいろな踊りの企画をたててきました。

「またなんかないかな?面白いこと」 なんて、作戦会議です。

彼女は踊りのことは、あまり知りませんが、放送作家の仕事をしているので、いろんなアンテナを広げています。

なので、私にとっては、目からウロコのような意見が聞けて、大変参考にもなって、刺激的です。

 

そんな彼女が

「なんか形として残る仕事がしたいなぁ、と思って・・・」 と云うのです。

放送も一瞬で消えます。

わたしの舞台も一瞬にして消えてしまいます。

 

血気盛んなころは、「舞踊家になりたい、師匠ではなくて。」なんていう事をいっていましたが・・・・・・・。

近頃は   

     「人を残せる仕事って、すごい幸せなことだな」   って実感しています。

 

一瞬で消えない”人から人への伝承の仕事”。 

戦前は先生=聖職であったとか・・・・・今はその言葉は死語になってしまったけれど・・・・。

踊りの先生は学校の先生ほどの重さはないけれども、でも、遣り甲斐のある仕事です。

 

教えることは、すなわち教わること。

明日もけいこ日。

明日も通ってきてくれるお弟子さんたちに、ひとつでも何か!!伝えたい!

こころ新たに。