日本舞踊の稽古場ってどんなところ?

今では、ほとんどの方が日本舞踊の稽古場を見たことがないですよね。

上品で近寄りがたいところ? 厳しいところ?
何も知らないとダメなんじゃない?

などなど、想像が膨らんでしまうかと思いますが、、、

実際は、そんなところではありません(笑)

ですので、ここでは稽古場を飾りなくご紹介したいと思います。
でも実際は、来てみないと雰囲気はわからないと思いますので、
ぜひ見学にいらして見てください。(見学は、お問い合わせから!)

まずは稽古場に入ってみましょう

保土ヶ谷稽古場の看板です。
奥へ進むと入口です。
こちらが入り口です。

玄関で履物を揃え、戸を開けて先生とみなさんへご挨拶。

最近の住宅は、畳の部屋がないことが多くなっていますが、
稽古場ではこのように、和室でのご挨拶や所作が、自然と身に付きます。

着物が着られなくても大丈夫です

着物に憧れがある方も多いと思います。でも、なかなか自分で着ることができないという不安も。
日舞の稽古では、毎回必ず着物を着ますので、何回も着るうちに素早く綺麗に着られるようになります。
それに一般の着付けより着崩れが少ないのです。…踊りは動きますので(健康にもいいですね)

着付けは、着替え場で、他のお弟子さんに教えてもらえます。

はじめは(汗)ですが、すぐ上手になります!

稽古の始めは「お辞儀」から

初心者にはお辞儀の仕方からお教えします。
日舞での扇子の持ち方、立ち方、歩き方もお教えしますよ。

日舞を始めるといっても、何もかも初めて!という方のほうが今では多いのです。
ですので、お辞儀の仕方、立ち方から稽古を始めて、歩き方の稽古をしてから、簡単な動きの踊りを覚えることからお教えいたします。
以前に踊りを習ったことがある方には、様子を見て、その人にあった内容にしていきます。

どんな人がお稽古をしているの?

お稽古を始めたばかりの方、長年稽古をしているベテランの方、学生さん、お勤めの方…年代もバックグラウンドも様々です。
こちらはお稽古を始められたばかりの方。
日舞は鏡を使わないので、姉弟子が横で踊ったりします。

長唄「手習子」という演目を稽古しています。

清元「流星」を稽古しています。この踊りは難しいですがコミカルで楽しい演目です。
大人になってから日舞を始められた方もいます。
「宝船」を稽古中。
外国にも出張に行く…
普段はキャリアウーマンだったりします。

いろいろな年代の方とも、和気あいあいと稽古できるのが、日舞の稽古場のいいところですね。

日舞の稽古場は『どんなお上品な人の集まりなんだろう?』と思っていましたか?(笑)
年代も様々ですし、長年稽古しているベテランや初心者、大学の日本舞踊学科を卒業している人や、学生さんからお勤めの方まで、背景も様々。ただひとつ共通しているのは『踊りが好き』ということ。
それだけで、いいんです。

ちょっと興味があるのであれば、一歩踏み出してください。
まずは見学で雰囲気を感じてみてください。(見学のお申し込みは、お問い合わせから)

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