明日をになう新進の舞踊・邦楽鑑賞会

4月22日　午後2時半開演　　国立小劇場

翔央が今度、国立劇場主催公演に出演させて頂くことになりました。演目は義太夫「猩々」です。

藤太郎師振付のこの作品は私も大好きでリサイタルにも踊らせて頂いたことがあります。

猩々は架空の生き物で、中国の池のほとりに住む酒好きの赤毛の生き物といわれています。能にもある題材ですが、筋はあまりなく兎に角　月夜の晩に水中から現れて月あかりのもとで楽しそうに美味しいお酒を呑んでいる様が主題なのです。天真爛漫に振る舞うのは意外に難しく、又大口に唐織の上着を付けているのでかなり重さもあり、身動きが大変です。今回は翔央の挑戦です。どうぞ観にいらしてくださいね。