今年も応援ありがとうございました。

2021.12.31

2021年、今日は大晦日。例年のごとく このエッセイもなかなか豆に更新できずに又一年が‥‥終ります(;^ω^)

そんな私を見捨てずこの一年も応援してくださいました皆様、本当にありがとうございました。  心から感謝致します。 

コロナになって2年目、稽古や舞台は大きな制約が続きましたが、それでも何とか活路を見出してのこの一年の活動でした。

お年始のはじめのお楽しみである新年会は中止、静か~~に、ゆる~く稽古が始まりました。

恒例の2月の協会公演は初めて中止、4月、代わりに能楽堂という場所を替え、人数制限の中での公演でした。演奏者の黒の布マスクの異様さに愕然とするばかりでした。

公共の公演の中止が続く中、それでも頑張って開催して下さったものもあります。

江戸博での「日本舞踊×クラシック音楽」と銘打っての「春」の再演。そして協会の未来座公演。 翔央たち若手がリモートでの稽古に対応しながら頑張りました。

夏、去年は断念した岩間市民プラザ主催の「子供ワークショップ、めざせ やまとなでしこ&にっぽんだんじ」が再開!!。

例年の半数での開催でしたが、リピーターを含め楽しく4日間を打ち上げました。嬉しいことに来年の開催がもうすでに決まっています。又沢山の個性豊かな子供達に会えるのかと思うと今から楽しみです。(*^▽^*)

夏から秋にかけ、横浜市は比較的積極的にイベントを開催する事で、沈みがちな市民の方々にエールを送っていました。うちの若手?三人組も参加して、舞台のない鬱憤をここぞとばかり発散しておりました。(^_-)-☆

大学の方も前期はリモート、後期は対面授業と色々な対応を迫られましたが、若い学生達の順応性は抜群で、二年生は12月の舞台での公演も無事に終えました。初めての創作作品で、かなり大変な経験だったと思いますが、彼らなりに考え、行動し、結果は大きな成果を得たものと思います。三年生での飛躍が期待されます。

11月は三年ぶりのリサイタル「恵翔会」を紀尾井ホールで開催させて頂きました。今回は今までのアプローチとは変えて踊ることを目標にした作品選びと上演でした。想定外の壁もありましたが、改めて「わかった事」も多く、とても意義ある会が出来たと思っています。

今年は後半戦にスケジュールが詰まってアタフタしましたが、そのアタフタさえもが有難く感じられた一年でした。まだまだ制約が続き、不安もありますが、人間の適応能力の素晴らしさに誇りを持ちながら、来年は更なる飛躍の年に出来るように頑張っていきたいと思います。          「踊ること、踊れることは人を励まし、自分を励ます素敵な力」である様に。