合同の公演に思うこと

2008.05.20

先日助演した新宿サザンシアターでの公演のことです。
このHPでもお知らせしていたものですが、おかげ様で無事おわり、主催者から御礼状を頂きました。そこに、追伸として、アンケートに寄せられた感想が何通か載っていました。
それらをみると、いつもの踊りの観客層とは違って、本当に初めて日本舞踊をみて楽しんでくれた様子が分かります。
この企画は「日本伝統協会」という新発足のためのもので、義太夫、講談、能、和太鼓などいろいろな伝統文化の集まる会です。
会の体裁事態はまったく簡素なものですが、結果として、他ジャンルのものを一同に見てもらうことで、新規開拓ができ、お互いに興味をもつ良い機会になる・・これって大きい効果ですよね!!

今年また新たに企画を考え中なのですが、どうしても体裁を整えようとしてしまうんです。
でも、それって作り手のエゴ?かなあ・・・・なんてちょっと反省。
例えば、初心者向きの公演なら、踊り自体キチンと一段最初から最後まで見せる必要はない、のかも・・・
もっと分解してピンポイントで一部分をしっかり見せていく・・・そんな方法でいいのかなあ・・・
なんて。
皆さんだったら・・どう思います?