まさにマジック!
2009.06.08
さあ いよいよ今週末に「あかりアーツ」が迫ってきました。
先日 読売新聞に佑歌ちゃんが載っていましたね。なんと「藤娘」も8回目なんだそうですが。
でも同じ出し物でもやはり舞台は生き物。
毎回違うから面白いんですねぇ。
さて、私も「水仙丹前」の稽古をしながら、久々の屋外ステージを意識しています。
屋外は広いんで気持ちはいいんですが・・・・壁がないので、エネルギーの反射がない分、凄〜い疲れます。
普段の2倍3倍疲れるんです。
細かいことより、大きく大胆に・・・・今回はそれを意識していこう、なんて思っているんですが・・・。
先日このエッセイでも書いた”国宝の会”で、堅田喜三久先生が「獅子」という曲を演奏されました。
その中身は踊りでもよく見る「連獅子」の乱序から狂いの合方なんです。
でもいつもは三味線が入っているんで、囃子だけで聞くと、また違った感じでした。
でも 目新しい、という感じではなく、普通にきいていたんですが・・・・ところが!!!
先生は太鼓を打っていらしたんですが、終盤に向かっての たたみ込み方がすごかった!!
客席がぐ=ぐ=ぐ=っと引き込まれていくのが、わかるんです。
まさに、喜三久マジック!!
この先生は つくりものなんかをやっていても 子供の様に楽しそうに 無邪気に作調されるんですが、この先生の凄さって、この曲の演出のうまさ、だなぁ〜って芯から感じた次第。
これは踊りにも 使える!
よしっ! いいとこ取り いつか 私も !!